ある任意団体のホームページを見たときの話です。スマホからGoogleで検索して、このホームページに辿り着いたのはいいのですが、見るなり「あっ、これ無理」と閲覧するのをやめてしまいました。原因は、このサイトのすべてが縮小されていて、読むに読めなかったからです。もう、おわかりだと思いますが、このサイト、スマホ版になっていなかったのです。要は、“レスポンシブ・デザイン”で作られていなかったということです。
おそらく、このホームページは、随分と以前に作ったものだと思います。当時のことですから、スマホで閲覧することなんて意識せずに作られているホームページです。年月が経って、ホームページ内の情報量も多くなり、ますます、スマホでは見づらくなってきたのだと思います。
今はネット社会であり、スマホの普及とともにホームページを閲覧する端末も、知らないうちにスマホが中心になってきました。そんな時代に、ホームページがレスポンシブ・デザインになっていないとは、非常に残念なことです。そのホームページが閲覧される機会を大きく損失しています。好感度も悪いです。ホームページの意味をなしていません。最近のホームページ制作は、業者に依頼しても、有料のホームページ作成サービスを利用しても、出来上がるホームページは、レスポンシブ・デザインのものです。今の時代のホームページは、レスポンシブ・デザインが常識です。
事業者にとっては、スマホユーザーを意識したホームページは必須です。まずは、レスポンシブ・デザインに作り直す。せっかく、あなたのホームページには、いい情報が掲載されているのに、もったいないですよ。
【レスポンシブ・デザイン】
パソコンで見ても、スマホで見ても、その端末に応じた見やすい表示に自動的に切り替わる仕組みのあるホームページ・デザインのことです。

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