タイトルに惹かれて、ちょっと手に取って読んでみました。軽い気持ちで読もうと思っていたのに、読み進めるうちに、いつの間にか食い入るように読んでしまいました。
タイトルに「お店」とありますが、中身は、お店だけの話ではありません。
店舗経営者も含めて、すべての経営者に向けてのお話です。
中でも、特に小さな会社の社長は、この本には経営のヒントになることがいっぱい書かれていますので、ぜひ、お読みください。
これは、実体験をもとに書かれた誰でも理解できるマーケティングの本です。
“そうだよなぁ”、“それが出来ればなぁ”
と、頭の中ではわかっていても、
著者のように“決断する勇気”があるかどうか。
腹をくくれるかどうか。
実は、何も特殊な技能を持つものが、儲かり続けるわけではありません。
誰でも簡単に出来ることなんですけど、誰でも簡単に出来ない。
お金もかからない。やるべきことは単純。
あとは、それをするか、しないか、それだけです。
この「あの小さなお店が儲かり続ける理由」は、2013年に発行されています。
発行から約10年経っても、書かれている内容は色あせていません。
それだけ、時代や流行に左右されない“本質”が書かれているからでしょう。
社員数人の会社、社長おひとりの会社には、商売のいい教科書になると思います。
ホント、この本、いいことが書かれています。
ここに書かれていることを勇気をもって、腹をくくって実行できるなら、良い結果が出ると思います。